イヤホンミュージック

相対性理論のTOWN AGEというアルバムを聴いていた。この前スピーカーで聴いたときは声がわざとらしくって、曲もたいしたことないなと思ってたのだけれど、今日イヤホンで通学中に聴くと、それなりにおしゃれでよかった。

相対性理論は好きなのだけれど、あんまりよくわかっていない。金太郎飴みたいに同じことしているようで、ちょっとずつ違うなあと思っていた。けれど、よく考えてみたらだいたいのバンドはそんな感じだった。

イヤホンで聴く音楽とスピーカーで聴く音楽があると常々思っていて、ポップスに近いロックはだいたいイヤホンで聴く音楽だと思う。BUMP OF CHICKENとかASIAN KUNG-FU GENERATIONとか相対性理論とか。スピーカーで聴くと恥ずかしい気がするし、イヤホンで聴いたほうが音がまとまって音程があってるように思う。

ライブハウスでは音が大きすぎて音程がよくわからなくなるというのは一般的な現象だけれど、近頃のミュージシャンはイヤホンでモニターしているから、聴衆と違う音を聴いているのだと思う。CDに入ってるのはどっちに近いのだろう。

僕は少し耳が弱くて、ライブハウスで普通に聴くとひとの声がまともに聞こえなくなって、モザイクがかかってインタビューされてるひとみたいな高い声に聴こえる。だからあんまり音の大きなライブハウスでは耳栓をしてライブを聴くことになる。よくわからない。

TOWN AGEは重量盤45回転3枚組の高音質レコードが発売されたようだけれど、お金がなくて買えなかった。

どうでもいいけど、TOWN AGEというのはおそらくRolling StonesのStone Ageというアルバムのパロディで、ザ・クロマニヨンズのFIRE AGEというアルバムも同じようにパロディしている。