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東京学会旅行 (3日目)

 いろいろ忙しくて2日目の記事からずいぶん空いてしまったけど3日目のことを書く。くじけません。

 2日目に自分の発表を終えて3日目は完全に見る側のひとにまわった。学会といっても自分たちで集まって発表しているだけなので、朝会場に行ったらプロジェクターが壊れて予備のプロジェクターをセッティングしていたり、ノートPCとの接続が不安定で発表中に画面がブチブチ途切れるというトラブルがあったりした。口頭発表のほうがポスター発表より偉いという位置にあるのだけれど、ポスター発表のほうがゆっくり見て自由に質問できるので、ポスター発表のほうが発表形態としては優れているのではないかと思った。いろいろ見せてもらったり、企業ブースをまわって分子構造模型をもらったりして、お祭りの雰囲気を満喫した。

 お昼は先生と先輩方に連れられて地元の中華料理屋さんで食べた。いかにも地元の店という感じで、店内が古臭くて、店主と奥さんが口喧嘩をしていて不安になった。何もわからず「肉そば」というメニューを頼んだら、ちょっとだけ台湾風にして肉をのせたラーメンがでてきた。味はおいしかったのだけれど、量が普通のラーメン2杯分以上あって、ちょっと大変だった。学食といい、関東のひとはお昼をもりもり食べるのかもしれない。

 その後順次解散という流れになり、帰るひとや遊びに行くひとそれぞれ散り散りになって、僕はレコードを探しにいくことになった。いろいろルートを考えていたものの、結局いつものところが一番ということで、御茶ノ水に向かった。

 御茶ノ水ディスクユニオンが何件かあり、駅前店とジャズ館が特に良い。今回は駅前店でジョニー・ウィンターのレコードを買った。京都大阪あたりで見るジョニー・ウィンターJohnny Winter and Liveの日本盤ばかりなのに、東京には全然見たことがないレコードがいっぱいある。しかも異様に安い。御茶ノ水は楽器屋さんもあるし、少し歩けば神保町で古本が見られるし、文化に取り囲まれている。こんなところにキャンパスがある明治大学の学生は、学校なんて行ってる場合じゃないなあと思った。

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 御茶ノ水から神保町に歩いて、富士レコード社を見に行った。写真はお店の端っこで売っていた蓄音機。手頃な値段で、非常に欲しかったが手持ちが無かったので諦めた。富士レコード社は初めて東京でレコードを探したときに行った店だったので感慨深い。あの頃、だいたい6年前にあったレコード屋さんもずいぶん無くなっていて、物悲しい気持ちになった。レコード販売はインターネットに移行したのか、それともなくなったのか。

 移転したディスクユニオンジェリー・マリガンの10インチのオリジナル盤を格安で手に入れた。ジェリー・マリガンの10インチオリジナルなんて京都では絶対に買えない値段でしか売っていない。

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 夜は早めに、神保町の「酔の助」という大衆居酒屋で一人酒をした。写真は一番美味しかったマグロのカマ。吉田類の酒場放浪記というマイフェイバリットテレビ番組で紹介されたことがあるらしい。やけに安くて、食べ過ぎるくらいに好き放題飲み食いして2500円だった。まわりはワイワイ楽しそうで、1人でいるのは少し寂しかった。

 晩ご飯を食べた後は新宿を少しウロウロして、歌舞伎町でキャッチのお兄さんに捕まったりした。歌舞伎町のキャッチのお兄さんは人を騙す商売の典型で、いろいろ勉強になるから話していてけっこう楽しい。東京に行くたびにお兄さんをからかって面白がっているのだけれど、今回はちょっと本気で身の危険を感じて怖かった。世相の変化を感じる。キャッチのお兄さんはバッチリキメたスーツのイケメンと、社会的にどうにもならなさそうな格好のひとの2極化が激しかった。おそらく職業が違う。絶対ついていかないという固い決意をもって話しているからぼったくられないけれど、酔っ払って上機嫌でいたら確実にぼったくりバーかそれ以上に悪質なところに連れて行かれると思う。「未成年どうっすか!」という売り文句はさすがに初めて聞いた。

ぼったくられずにつづく。