新発売のレコード、旧発売のレコード
僕の大好きなバンド、ザ・クロマニヨンズの新シングル「キスまでいける」が発売したので、聴いていた。
クロマニヨンズはいつもレコードを出していて、今回ももちろんレコードで買った。ACE ROCKERあたりからレコードで買っている。いつもモノラル盤だけれど、新譜は珍しくステレオ盤だった。
曲は今までとちょっと変わった感じで、これから新しいスタイルになる予感がした。音がローリング・ストーンズっぽくて、60年代っぽさから70年代っぽさへ移り変わった気がする。ステレオ盤になったのと関係ありそう。キスまでいけるのはキスまでいこうとした勇気のためである。新しいアルバムが楽しみだ。
夜には渡辺範彦のギターのレコードを聴いた。渡辺範彦ギター・リサイタルGG-1001というRCA RED SEAL。なぜか検索しても全然出てこない。CDでは「デビュー!ファースト・レコーディング」というのに対応しているようだ。
渡辺範彦はあまり有名ではないけれど、僕が一番好きなクラシックギタリストの1人なんだ。他に好きなのはマヌエル・バルエコ。キッチリ弾く真面目な感じが好きなのかもしれない。渡辺範彦の演奏は本当に真面目の塊で、並外れた誠実さが感じられる。クラシックギターのレコードを夜中に息を潜めて聴く緊張感は、本当に素晴らしい。
今日聴いて良かったレコードでした。